分散投資を意識する
選択肢はあると思うよ。私は今、住んでいるシンガポールドルはもちろんのこと、カナダドル、スウェーデンーデンクローネ、ノルウェーのクローナ、スイスフランなどを持っている。たぶん、保有通貨の種類は10〜12、15くらいじゃないかな。
ずいぶん多様化していますね。一方でFXブログや米ドルについての見立てはいかがですか。
実は最近、米ドルを買い増したんだ。理由は皆が米ドル売りに回っているから。売りポジションがたまっているから、近々買い戻されることを見越している。ただしこれはあくまで短期の戦略であって、長期的には米ドルは売りだと考えているよ。
米ドルにとって何か悪いといって、量的金融緩和でドルを大量に放出したのが最悪だったな。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は大変な愚策を行ったものだ。こんなことをしたら、米ドルというぺLパーマネー(紙幣)の価値は下がってしまう。こうした点を踏まえると長期的には米ドル売りにならざるをえない。
東京市場早朝、格付け会社ムーディーズが「米国債の格付け『AAA』を引き下げ方向で見直す」と発表したことを受け、米ドル売りが優勢。ドル円は79円台前半から78円台後半へ下落する一方、ユーロドルは1.41ドル台後半から1.42ドル台半ばへ、ポンドドルは1.61ドル台前半から半ばへ上昇した。その後、同社の「米連邦債務上限が引き上げられデフォルトがなければ、米国債の『AAA』格付けを確認する」との報道を受け、米ドル買いへ傾斜。ドル円は79円台前半へ反発し、早朝の下げ分を取り戻す中、ユーロドルおよびポンドルは下げ渋ったことからユーロ円、ポンド円の上げ幅が拡大した。