外国通貨は「ユーロ」で資産運用をしよう

外国通貨は「ユーロ」で資産運用をしよう

ユーロについてはいかがでしょうか。

 

これも昨年8月に買って、中期的に保有しているよ。理由を端的にいえば、ユーロにはドイツがついているから。一方、米ドルには誰もついていない。健全財政のドイツがユーロ経済を牽引していることは、大きな強みだと思う。ですからユーロの為替推移は安定しています。

 

確かにドイツの財政状態は堅いです。第1次大戦後のワイマール時代に天文学的なインフレに見舞われた教訓が生かされている。ドイツの学校で使われる教科書を見ると、「1億マルク紙幣」が載っています。過去の過ちの記憶が若い世代に引き継がれ、二度とこういう事態を起こしてはいけない、と皆が考えているのでしょうね。

 

欧州といえば財政問題が取りざたされるけれど、問題は要するに南欧だ。アイルランドやギリシャのような財政破綻国家は、さっさとユーロから切り離したらいいんだ。アイルラン下は人口比でEU全体の1%、ギリシアは3〜4%にすぎない。この国々が抜けても。ユーロはドイツーフランスを中心にして充分な規模を保つことができるじやないか。

 

EUといえば、欧州中央銀行(ECB)の新総裁、マリオードラギ氏をどうみますか。イタリア人の総裁ということで、最初はドイツーメディアは否定的、その後、イタリア中央銀行総裁としての堅い仕事ぶりが評価されてメルケル首相が支持に回ったという経緯があります。

 

確かに50年前のドイツ人なら、イタリア人の総裁はとても認められなかったと思う。イタリアは財政規律がなっていないし、通貨を改悪して堕落させた歴史があるからね。でも、新総裁は堅い人のようで問題ないと思うよ。

 

ECB総裁の方は人事が決まりましたが、今度はIMF(国際通貨基金)のトップ人事がもめています。

 

私はIMFなんて解散した方がいいと思っているんだ。世界中からおカネを集めて官僚組織がバラマキをしている。IMFがない方が、世界はもっとよくなると思うよ。

 

東京市場早朝、格付け会社ムーディーズが「米国債の格付け『AAA』を引き下げ方向で見直す」と発表したことを受け、米ドル売りが優勢。ドル円は79円台前半から78円台後半へ下落する一方、ユーロドルは1.41ドル台後半から1.42ドル台半ばへ、ポンドドルは1.61ドル台前半から半ばへ上昇した。その後、同社の「米連邦債務上限が引き上げられデフォルトがなければ、米国債の『AAA』格付けを確認する」との報道を受け、米ドル買いへ傾斜。ドル円は79円台前半へ反発し、早朝の下げ分を取り戻す中、ユーロドルおよびポンドルは下げ渋ったことからユーロ円、ポンド円の上げ幅が拡大した。